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キャンペーン変数使用時に キーワード レポートに表示される (not set) について
2010年1月31日日曜日
2010 年 2 月 1 日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
キャンペーン変数
を使用して、Overture (現 Yahoo! Japan リスティング広告) などのキーワード広告をトラッキングなさっているお客様からよく下記のようなお問い合わせを頂戴します。
質問:
「Overture のキーワードに (not set) が含まれるのは何故ですか?コンバージョンも記録されているので、できればキーワードを特定したいのですが可能でしょうか。」
回答:
「キャンペーン変数でトラッキングしている広告のキーワードに (not set) が表示されるセッションは『参照元が検索エンジンの検索結果ページ以外の訪問』や『リダイレクト等で参照元の情報を取得できなかった訪問』のようにキーワード情報を持たないセッションとお考えください。」というのが、一般的な回答になります。(Overture のトラッキングの詳細につきましては
こちらの記事
をご覧ください)
今回は前者の『参照元が検索エンジンの検索結果以外のページだった場合』について、もう少し踏み込んで解説をしてみたいと思います。
[クリックすると画像が大きくなります]
* (not set) が表示される原因
検索エンジンの検索結果以外のページに表示された広告がクリックされた場合、Google Analytics はキーワードの情報を取得できないため、キーワードは (not set) と記録されます。
しかし [参照元 / メディア] には、キャンペーン変数の utm_source と utm_medium の情報が採用されるので、結果として [Overture / cpc] のキーワード レポートに (not set) が記録されます。
このように広告がクリックされたページを検索結果ページとして扱わないケースは、大別すると下記の 2 つになります。
A) 広告がクリックされたページが ga.js または urchin.js で検索エンジンとして定義されていない
Google Analytics は JavaScript ファイル(ga.js または urchin.js)で定義した検索エンジン以外は参照サイトとして扱います。(この仕様の詳細につきましては
こちらのブログ記事
をご覧ください)
例えば Yahoo! Japan リスティング広告の提携パートナーの中には、この JavaScript ファイル で検索エンジンとして定義されていないサイトがあります。これらのサイトの検索結果ページで広告がクリックされた場合、キーワードの情報は無視されるので、キーワード レポートには (not set) が表示されます。
B) 広告がクリックされたページが検索結果ページではない
Yahoo! Japan リスティング広告には、ユーザーの検索キーワードにマッチした広告を表示するタイプと、ユーザーが閲覧しているページの内容にマッチした広告を表示するタイプがあります。
後者は、Yahoo!カテゴリなどに表示される広告で、そもそもユーザーの検索キーワードが存在しません。そのためこのタイプの広告がクリックされた場合、キーワードは (not set) と記録されます。
* (not set) の解決方法
上記の (A) の場合、トラッキングコードをカスタマイズして、Yahoo! Japan リスティング広告の提携パートナーサイトを検索エンジンとして定義することで、正しいキーワードを記録することができます(このカスタマイズの詳細につきましては
こちらのヘルプ記事
をご覧ください)。
(B) の場合はそもそもキーワードの情報がないため (not set) を解消することはできませんが、検索結果以外の(ページの内容にマッチした)広告からの流入と考えていただくことができます。
尚、上記の方法でも過去のデータを修正することはできないので、ご注意ください。
モバイル向け Google Analytics がすべてのアカウントでご利用可能になりました
2010年1月31日日曜日
2010 年 2 月 1 日
Posted by 中島弘樹 プロダクト スペシャリスト チーム
携帯電話でのインターネット利用は世界中で増え続けており、携帯ユーザーをターゲットすることで、より多くのユーザーやチャネルへのリーチ拡大が期待できます。そのためにはモバイル ユーザーの行動を分析することが重要となってきます。
昨年 10 月に Google Analytics の新機能の 1 つとして携帯アクセス解析機能
をご紹介しましたが、この度、Google Analytics が日本の携帯端末に対応したことをお知らせします。広告主様やサイト運営者様は、通常のウェブサイトに加え、携帯向けのウェブサイトの解析もできるようになっています。
[クリックすると画像が大きくなります]
モバイル向けトラッキング コードの取得
モバイル用に新規プロファイルを追加します。(アカウントは既存のものがご利用になれます)
通常のトラッキング コードの取得方法と同じ画面を開きます。
[アドバンス] タブをクリックして開きます。
❶ で [携帯電話向けのサイト] を選択します。
PHP, Perl, JSP, ASPX の中から言語を選択します。(ご利用のサーバーがこれらの言語のいずれかをサポートしていることをご確認ください。)
❷ で、選択した言語のコードが 2 つ表示されるので、指定された場所にコードを実装します。
❸ から、選択した言語の ga ファイルをダウンロードし、アクセス解析を行うサイトのルート ディレクトリにアップロードします。
これで、準備は完了です。Analytics のレポート上に携帯ユーザーが現れるのを楽しみにしてください。
※ 既にモバイル向けのトラッキング コードをご導入いただいているお客様は、コードが更新されていますので、最新のコードを利用していることをご確認ください。
なお、現在のところ、いくつか制限事項がありますので、以下をご確認ください。(引き続き改善を行っていく予定です。)
PC 向けのトラッキング コードとの併用はできません。
ページ タイトルは、取得できません。
[ユーザー] セクションにある [モバイル] レポートは、Android や iPhone などの今のところハイエンド携帯端末向けです。日本の携帯端末別のデータを見るには、[PC 環境] 以下の [ブラウザと OS] をご確認ください。
Android や iPhone で最先端のモバイルアプリケーションを開発されている方には、
モバイルアプリケーション向けの Analytics
もご提供しています。
これらを活用することにより、通常の携帯、Android や iPhone にようなハイエンド携帯端末およびそのアプリケーションといった、すべてのモバイルのウェブ解析が Google Analytics で行うことができるようになります。Google Analytics を今後一層お役に立てていただければ幸いです。
<参考情報>
*テストにご協力いただいたパートナー様からのコメント
「Google Analytics のモバイル対応は、高度なテクノロジーを必要とするモバイル解析において福音です。先進的な日本のモバイルマーケットでの活躍を期待します。」-
アユダンテ株式会社
「Google Analytics を使って改善が必要な広告ランディングページを容易に把握することができるようになりました。」 -
株式会社 モバイルファクトリー
「使い慣れている Google Analytics で今後、今まで難しかったモバイルサイトのトラフィックやマーケティング効果の解析が出来るのが非常に便利」 -
Wazap! (株式会社イーストビーム)
*モバイルサイトを正しく Google に認識させる方法
Google Analytics のご利用には影響ありませんが、
Google ウェブマスター向け公式ブログ
で、モバイルサイトを Google に適切にインデックスされるためのヒントを紹介しています。「モバイル検索の結果に自分のサイトが表示されない」「モバイル検索の結果にパソコン向けページが表示される」「パソコンからの検索にモバイル版ページが表示される」といった問題の対処方法について詳しく紹介していますので、ぜひご一読いただければと思います。
モバイルサイトを正しく Google に認識させるためには
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2009/10 /google.html
モバイル版とデスクトップ版の両方のサイトを運営しているウェブマスターの皆様へ
http://googlewebmastercentral-ja.blogspot.com/2009/10/blog-post.html
カスタム変数 概要
2010年1月21日木曜日
2010 年 1 月 22 日
Posted by 小杉 国太郎 クライアントサービス
昨年の
10 月に公開
したカスタム変数は、データに任意の属性を付加できる機能で、例えばEC サイトのサンクス ページを表示したユーザーを ”顧客” などの属性で長期的にトラッキングをすることができます。
* ユーザー定義変数との違い
カスタム変数は、既存の
ユーザー定義変数
を拡張させた機能です。この 2 つの機能はよく似ていますが、カスタム変数では、従来のビジターレベル(例:購買にいたった顧客)に加えて、セッション レベル(例:ログインの有無)、ページ レベル(例:閲覧したコンテンツ)で属性を定義して、データをセグメントすることができます。
またサイト内に異なる変数を複数設定した場合、ユーザー定義変数ではユーザーが最後に踏んだ変数(ユーザに対して最後にセットされた変数)に上書きされますが、カスタム変数は1ページあたり最大 5 つの異なる変数を設置することができるなど、トラッキングの自由度が大幅に向上しています。
クリックすると画像が大きくなります
* 導入方法
カスタム変数はユーザー定義変数と同じくページのロードやリンクのクリックなどをトリガーに、関数を呼び出してデータを記録します。また下記の例にあるようにトラッキング コード内に関数を含めることもできます。設定の詳細につきましては、
Google Code サイトの Analytics セクション(英語)
をご覧ください。
<script type="text/javascript">
var gaJsHost = (("https:" == document.location.protocol) ? "https://ssl." : "http://www.");
document.write(unescape("%3Cscript src='" + gaJsHost + "google-analytics.com/ga.js' type='text/javascript'%3E%3C/script%3E"));
</script>
<script type="text/javascript">
try {
var pageTracker = _gat._getTracker("UA-xxxxx-y");
pageTracker._setCustomVar(index,"name","value",scope);
pageTracker._trackPageview();
} catch(err) {}</script>
* レポート画面
カスタム変数のデータは [ユーザー] セクションの [カスタム変数] レポートでご覧いただけます。変数名をクリックすると、その変数に含まれる値ごとに指標をセグメントすることができます(変数名と値については後述します)。
*4つの属性(インデックス、変数名、値、スコープ)
カスタム変数を使用するためには、下記の4つの属性を理解する必要があります。
pageTracker._setCustomVar(
index, // インデックス (1~5)
"name", // 変数名(任意の文字列)
"value", // 値(任意の文字列)
scope // スコープ(1~3)
);
pageTracker._trackPageview();
*変数名(name)と値(value)
変数名は変数に付与する任意の名称を指します。変数は複数の値を持つことができます。例えば、変数名を「Soccer League」 という名称で定義した場合、「J league」、「Serie A」、「Premier League」などを変数の値として設定します。
下図の例では、変数名をカテゴリ(Category)にして、ユーザーが閲覧したカテゴリの種類によって値を製品カテゴリ(Product)や価格カテゴリ(Price)としています。
尚、この変数名と値には、両方合わせて64 バイトという文字数の制限があります。日本語はURI エンコード(16 進数のコードに変換)されるので、平仮名であれば 数文字程度で上限に達してしまいます。このような仕様から半角英数字をご利用いただく方が良いと思われます。
*スコープ(scope)
スコープは、データを3つの異なるレベルに分類することができる属性です。分析の目的によって最適なレベルを定義することで、精度の高いトラッキングが可能になります。
- ビジター レベル:
ビジター レベルの変数は、サイトへ訪問したユーザーの全てのセッションと閲覧した全てのページに関連付けられます。例えば購買を行なったユーザーや会員登録済みのユーザーなど、セッションをまたいで、長期的なトラッキングを行なう場合に適したレベルです。スコープは 1 を指定します。
- セッション レベル:
セッション レベルの変数は、ユーザーのセッションと閲覧した全てのページに関連付けられます。たとえばログイン機能を持ったサイトのように、異なる利用形態を選択できるサイトで、訪問ごとの傾向を比較する際に適したレベルです。スコープは 2 を指定します。
- ページ レベル:
ページ レベルは、訪問中に閲覧したページに関連付けられます。変数をページ毎に変更することもできます。例えば筆者別やキャンペーン対象商品別などの軸でコンテンツをグループ化して利用状況を確認する場合に適したレベルです。スコープは 3 を指定します。
尚、スコープはオプションの要素になります。スコープを定義しない場合、全ての変数はページ レベルとして扱われます。
* インデックス (index)
インデックスは、変数を格納する スロットの役割をもった要素で、 1 ~ 5 まで定義することができます。同一のインデックス番号を異なる変数で使用している場合は、ユーザーが最後に踏んだ変数に上書きされてしまいます。例えばある訪問で ページ レベルの変数 A を設定したページを表示した後、セッション レベルの変数 B を設定したページを表示すると、変数 A を設定したページとのインタラクションは無視されて、変数 B の結果のみがレポートに表示されます。
このため複数の変数を同じサイト内で使用する場合は、インデックスの特性を考慮した設計をおこなう必要があります。インデックスの仕様の詳細につきましては
Google code サイト(英語)
をご覧ください。
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